「ラストまで飛ばし飛ばし見ようかなと思ってたら、完成度の高さに驚いて全部見た」 「バックギター3連符で演ってるところ“マジでビートルズ好きな人”だ!」 「ジョージのうつむき加減とリンゴの頭、ベースがお部屋ごと左右反転してるのも正解」 など大反響を集めています。 「ベースだけレフティー使うところビートルズファンの猛者かと思ったけど、 反転してて草生えた」「曲の半ばまで気づかんかった」など、このアイデアに感心する声も多く寄せられています。

クリスマスの2週間前に思いつき…

中島さんは1990年生まれ。作詞作曲や編曲のほか、複数のバンドでドラマーとしても活躍しています。 小学4年生の頃にコント番組で聞いて「人生が変わるほどの衝撃」を受け、それからずっと一番大好きなバンドだそう。 「ベスト盤の『THE BEATLES 1』を最初に買ってもらって、そこから『A Hard Day’s Night』のアルバムにハマり、そのあと何故か『アンソロジー3』を買った記憶があります」 この曲を制作したのは、実は4年前、2018年の12月半ば。 時期的にクリスマスが迫っていることに気付き、何かしらクリスマスソングをアップしようと考えました。 なので、最も大変だったのは、クリスマスに間に合わせること……。 「クリスマスの2週間くらい前に思いついた突発的な企画なので、間に合わせるのが一番大変でした」 「音源を作りながら制作過程の動画も作って、完成品もアップして……というスケジュールがキツかった記憶があります」

“ビートルズらしさ”の秘密は?

「確かにビートルズっぽい!」と思えるサウンドですが、音楽的に“ビートルズらしさ”を作り出すポイントはどこにあるのでしょう? 「わかりやすいのは、やっぱりコーラスワークだと思います。この曲は元々ビートルズ感が強いので、バンドで演奏するだけでビートルズっぽくなるだろうとは予想していました」 「独特なリズムのヨレ感などもポイントですが……あとは動画なので、視覚情報に引っ張られる部分が一番大きいとも思います」 今回の再投稿もまたもや話題になり、「やっぱりクリスマスはこの曲!」と定番化しているファンもいるほどです。 これだけ多くの人に響き続ける理由を、中島さん自身はこう分析しています。 「ビートルズを知らない人にも伝わるわかりやすさと、ビートルズに詳しい人がちょっと難癖つけたくなるくらいの絶妙なクオリティが、Twitterの空気感とシステムにハマったんだと思います」 「ここもうちょっとこうだったらな〜みたいなのが僕もあるんですけど、そういうのを引用リツイートとかでコメントしたくなるのが、拡散の一助になったのかなという印象です(笑)」

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